下肢静脈瘤の治療方法
1)治療の目的と種類
下肢静脈瘤の治療は、静脈瘤の原因となっている弁不全による逆流を無くすことと、出来てしまった静脈瘤を取り除くことから成り立ちます。
下肢静脈瘤の治療は(1) 圧迫療法、(2) 硬化療法、(3) 手術療法の3つに大別されます。
圧迫療法は保存的治療で、静脈瘤の進行を防いだり、症状の軽減を目的に行われます。
一方、硬化療法と手術療法は根治を目的とした治療です。根治のためには、静脈瘤の原因となっている弁不全による逆流を無くすことと、出来てしまった静脈瘤を取り除くことが必要です。
逆流を無くす方法としては、血管を抜き取るストリッピング術、逆流する血管を縛ってしまう高位結紮術、レーザーで血管を閉塞させるレーザー治療、硬化剤で血管をつめてしまう硬化療法があります。
出来てしまった静脈瘤を取り除く方法としては、皮膚を切開して静脈を取り除く外科的切除、硬化剤注入による硬化療法があります。
したがって、きれいな足を取り戻すには、ストリッピング術や高位結紮術にそれぞれ硬化療法を組み合わせて行うことが一般的です。